安定性を求めるのであれば正社員

現代では正社員にこだわらない働き方が増えています。しかし、フリーターなどの非正規雇用で働いている人も、いずれは正社員として勤めたいと考えている人は多いです。なぜならば、正社員であれば契約社員のような雇用期間が決められていることもなく、派遣社員のような派遣切りなどのことが起きる可能性も低いからです。さらに福利厚生が充実しているというのも魅力の一つです。フリーターなどではもらう可能性の少ない「賞与」なども、正社員ではもらえる可能性が高まります。さらに、厚生年金や国民年金なども給与から支払うために、定年退職後の老後には金額の差こそあれ、収めた分の年金をもらうことも出来るのです。非正規では不安定な部分が比較的安定しているため、正社員を目指す人が多いといえます。

世の中の仕組みを学ぶことが出来る

前述の通り、正社員にこだわらない働き方が増加していますが、正社員だからこそ学べることもあるのです。それは、正社員として責任のある立場に自分を置くことにより、会社や社会のことを学ぶことが出来るということです。終身雇用が充実していた時代であれば、定年まで正社員でいることにメリットがありました。ですが、現代では独立などを考える正社員も増えています。しかし、いきなり大学や高校を卒業して、独立して会社を興したりするのではなく、正社員としてある程度の経験を積んでからのほうが、独立後に大きな失敗をしないで済みます。独立するのであれば、せめて正社員として3年くらいは勤務をして、経験を積んでから独立しても全く遅くはないのです。